TIST135
4/28

4卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして、この日まで立派にお子さまを育てられた保護者の皆さま、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。卒業生の皆さんの学校生活はいかがだったでしょうか。楽しかったでしょうか。大変だったでしょうか。ワクワクした毎日だったでしょうか。この数年間色々なことがあったことと思います。専門学校での学習は、椅子に座っての勉強においても、高校生の頃と種類が変わっていて、勉強のし甲斐があったことでしょう。実技の勉強においては、それとは全然違って刺激的だったのではないでしょうか。そんな中、コロナ渦の影響で、思い描いていた学生生活も思うようにできなかったかも知れません。多くの学生の皆さんは、もうすぐ「学生の皆さん」ではなく、「社会人」になります。周りの人間たちも、これからは「学生」としてではなく、「社会人」として見ることとなり接することとなるでしょう。この卒業は、学生としてのゴールではありますが、社会人としてのスタートでもあります。今までのステージとは打って変わって、広く大きいステージでの勝負となります。自分自身で考え、行動することになりますが、その一つ一つに自分自身の責任がついて回ります。これから先、今までに当たったことのない大きな壁にぶつかることもあるかも知れません。そうして困ったときは、友だちや先輩、周りの大人に相談することも良いでしょう。それは必ず乗り越えられます。一つ一つ大きな壁を乗り越えるごとに、一つずつ成長した自分になれるはずです。卒業生の皆さん一人一人が、新しい未来へ羽ばたいていくことを、確信し私の挨拶とさせていただきます。ご卒業誠におめでとうございます。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今年卒業する皆さんは、2020年の入学でコロナ禍の影響をまともに受けました。これまでの学校生活の中でも初めて経験することが多かったことと思います。学校に登校できないという事態となり、授業にもオンラインが取り入れられ、生活様式も一変しました。いろいろな場面で、今までのようにはいかないことも多かったことでしょう。また、多くの学校行事が中止となるなど期待していた学校生活と大きく違ってしまいました。私たち社会人も、リモートで仕事をすることが増え、ITの利活用は必然となっています。皆さんがTISTで学んだことはこの先社会でより確かなスキルとなっていくことでしょう。皆さんの多くは社会人としての生活が初めてのこととなり、慣れない環境に多くの戸惑いや不安を感じる人も多いと思います。そんな時、33期分の私たち卒業生が居ることを思い出してください。輝峰同窓会は、皆さんを迎え、総会員数10,000名を超えました。TISTの歴史が日々更新され、成長してきたことを実感できる節目の年に皆さんは卒業することになります。「輝峰同窓会」の名は、茨城を代表する筑波山を雅称で、「紫峰」と呼ぶことから、〝峰〞の文字を頂きました。また、関東平野の中心に位置することから、TIST同窓生が地域社会の中心となって輝かしく活躍する姿を思い描き、〝輝〞の文字を合わせました。社会へ出ても「TISTで過ごした」という共通の経験を持つ仲間として、卒業年度や学科の違いなど様々な枠を超えた『絆』を活かし、TISTと地域社会の未来に、輝かしく貢献できるよう一緒に頑張っていきたいと思います。最後に、皆さんのご卒業をお祝い致しますとともに、今後のご活躍を祈念いたします。「スタートライン」五籃会会長 舘野仁志「絆」輝峰同窓会会長(第9期卒業) 笠間俊雄

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る