TIST135
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14「新しい時代」の整備士を育成自動車整備工学科企業連携セミナー開催 〜職業実践専門課程の実践的カリキュラム〜TIST自動車整備工学科では、職業実践専門課程の取り組みの中で、学内学修の一つとして、「企業連携技術セミナー」を実施しています。1年生、3年生を対象に、企業の教育担当者が講師となって、ご用意いただいた最新車両を教材にして、最新技術についての講義、ならびに実習授業を行うものです。今年は、12月から1月までの間で、14の企業の方に講師をお願いいたしました。定型作業から電気自動車や燃料電池車の心臓部の構造、作動、自動運転技術の原理、診断機を活用した故障診断、自動運転車両の試乗による性能評価、大型トラックのタイヤ脱着作業など、最新で特徴的な技術や作業を教えていただきました。この「企業技術セミナー」では、学校では準備できない新型車両、新型教材に数多く触れることが出来るところが大きなメリットとなっています。また受講対象学生は就職活動年次であることから、就職先企業を決めるうえでの企業研究もできるという学習以外のメリットも存在します。今後も企業と連携の上、さらなる内容の充実を図っていきたいと思います。就職活動真っ只中! 〜就職率早期100%達成を目指して〜自動車整備業界の就職活動は、他業種と比較すると、かなり早い時期からスタートします。1年次の秋ごろから企業説明会がスタートして、2月〜3月に採用試験ということで、就職予定者は1年生のうちに採用内定をいただけるという流れになっています。従って、今現在、各社の企業訪問や採用試験が連日行われている状況です。求人の数としては、全国各地から100社を超える求人をいただいており、整備士を目指す学生は、まさに引く手あまたといった感じです。その中から、自分の力を最大限に発揮できる企業を選択しようとしている学生の真剣さに日々心打たれながら、学生それぞれに合う企業をアドバイスする私たち教員も、身が引きしまる思い出で就職指導に取り組んでおります。今年度も、コロナ禍の影響で、これまで対面で行っていた説明会や企業訪問が、リモートでの実施に切り替わったり、人数制限のもとで訪問を行ったりと企業様も大変ご苦労なさっているようです。創設以来16年間、就職率100%であるTIST自動車整備工学科、今年度も早期に100%内定獲得を目指して、学生の支援をしてまいります。TOPICS1TOPICS2TOPICS3学校であまりできない作業もしっかりやれます手取り足取りで教えてくれます東京オートサロン出展 〜往年の名車RX-7のレストア〜さる2022年1月14日〜16日に幕張メッセにて開催された東京オートサロンに、自動車整備工学科では車体整備士専攻科を中心に学生たちがレストアした往年の名車「RX-7」を出展いたしました。本来であれば、前回大会に出展するはずの車両でしたが、コロナウイルス感染拡大により大会中止となり、今回は2年越しの出展となりました。レストアということでボディの大々的なカスタムはありませんが、新車のようなボディの輝き、流麗さに会場を訪れた方々は、代わる代わる写真撮影をされていました。近年の自動運転技術の普及により、事故が減少し、それに伴い、板金修理の数も減少しているようです。しかし世の中では、古い車をきれいにして楽しむレストアが大流行しており、時代の流れに沿った出展に学生たちも大満足でした。現在、このRX-7は、TIST5号館、自動車整備工学科のエントランスに展示しております。2年越しの出展、今年の担当はこの4人志望動機の書き方は担任が個別指導講師はTIST OB写真を撮る人で行列ができたほど!

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