TIST134
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5就職について真剣に考え始める1年前期、さまざまな仕事・企業について知る授業を設けています。今年度は、IT企業・製造業・電気工事業・サービス業といった幅広い企業から、社長や人事担当の方、TIST卒業生に来ていただき、事業内容、1日のスケジュール、やりがい、責任などについて直接教わりました。自分がやりたいこと、興味があることは何かを考える良い機会となり、それぞれの進路を具体化することに役立っています。地元の建設会社様と連携を図り、各地の建設現場にて施工技術者指導の下、実践的な学習をする「現場実習」や「現場見学会」などのカリキュラムを複数取り入れております。施工業務は規模が大きく、校内での学習環境だけでは完全に把握することが難しいため、直接工事現場に赴くことで学習効果の向上に繋げていきます。ここで学んだことは就職活動や資格試験対策などにも活かされ、学生各々の目標達成に向けた活動力になっています。現場実習では3日間、現場監督に付いて指導を受けました施工中の各工程を、施工技術者が丁寧に指導してくれます本物の部品に興味津々の学生たち ◆建築環境学科 ◆ITものつくり学科連携授業のねらい建設現場内で起こる全てを生きた教材とすることで、施工技術だけでなく、建設技術者の働き方や安全管理・工程管理など業務全般を直接見て学び体験することで、「自ら考えて動ける技術者」の育成を目指し実施しております。企業と学校との間で綿密にカリキュラムの構築を進めたうえで、その内容に則したインターンシップ(体験実習・学外学修)や、校内での企業技術セミナー(学内学修)を全学年、必修授業として実施しています。また、通常の学科、実習授業の講師を企業の現役整備士から登用することにより、国家試験合格に必要な知識だけでなく、就職後必要となる整備技術やお客様対応能力、社会性を身につけさせています。これらは学生の就職におけるマッチングにも大きく役立っています。 ◆自動車整備工学科「職業実践専門課程」認定の専門学校として、開かれた学校運営を目指して、以下の取り組みを行っています。連携授業のねらい当学科の連携授業のねらいは、自動車の販売ならびに整備業界が望む社会人像、自動車整備士像を企業との連携より具体的、かつ直接的に授業内容に反映させ、即戦力となる優秀な整備士人材を創造することにあります。教えてくれるのはTISTのOB❶ 企業が参画する「教育課程編成委員会」を設置してカリキュラムを編成している。❷ 企業等と連携して、演習、実習等の授業を実施している。❸ 企業等と連携して最新の実務や指導力を修得するための教員研修を実施している。❺ 学校のカリキュラムや教職員等についてHPで情報提供している。❹ 企業等が参画して学校評価を実施している。連携授業のねらい学生一人ひとりの職業選択の幅を拡げ、やりたいこと、就きたい仕事を明確にするため、多くの企業と連携しています。また、企業との連携授業を通して働くことの意味と厳しさ、楽しさを体感し、社会に貢献できる人材を育成します。仕事だけでなく、働いている方々の普段の様子なども教えてもらいました最新の電気自動車のセミナー

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