TIST134
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4連携授業の様子を紹介医療情報学科では県内外の医療機関との教育連携を行っております。診療情報管理専攻科においては、医療現場で活躍されている実務者による「がん登録演習」の授業を通し、より実践的な学習を実施しています。がんの現状を把握し、院内の取り組みを具体的に学ぶことで専門性を身に付けていきます。多くの医療機関と連携した授業は、とても得難い経験となり、これらの学びは将来に向けての大切な学習成果となっていきます。幼稚園、保育所(園)、その他の児童福祉施設、介護施設における各実習では、毎年数多くの現場の皆様にお世話になっています。学生たちが成長して戻ってくるのを目の当たりにすると、机上の学習の何倍もの意義をもつ実習の重要性を痛感します。そこで見つけた自分の課題をその後の学びに繋げること…これが実習に期待される大きな成果です。また本学科では、児童福祉施設の職員の方々に講義をしていただいています。現場の生の声が聴けることで、学生たちの興味関心は広がります。がんの登録状況について一人ひとりが真剣に取り組んでいます筑波愛児園茂木先生(卒業生)の講義 ◆こども未来学科 ◆医療情報学科連携授業のねらい医療機関との連携により、実践的で専門的な学びを行います。実務者より知識や技術を実践的に学ぶことは、専門性だけではなく医療事務員としての心構えや責任感を身に付けることができ、社会人としての自覚が深まります。連携授業のねらい学校で学んだ教育・保育に関する知識・技術を現場で実践できるのが実習です。保育者としての使命と責任を再確認し、意識を高める場でもあります。学生たちは、将来保育者になるという強い自覚をもってこの実習に臨みます。TISTの職業教育は、学校設立の趣旨「産学協同」に基づき、関連機関(業界団体・企業等)との連携により展開しています。特に職業教育で重視される現場実習(自動車整備場や建設現場、病院、幼稚園・保育園等)は学生全員が参加できる実習環境を整えているほか、業界で活躍する方々からの演習・実習授業は先端的な技術の修得を可能としています。このような取り組みにより、独自の教育システムと教育実績が評価され、「職業実践専門課程」に認定されています。総合専門学校TISTにおける『業界団体・企業等との教育連携』レポート「職業実践専門課程」とは魅力1 業界団体・企業等のニーズを反映したカリキュラムを学べる魅力2 業界団体・企業等と連携した実習・演習等を経験できる文部科学大臣が認定する「職業実践専門課程」とは、平成26年度から始まった制度で、これまでの教育内容・実績に加え、特に「企業と密接に連携している専門学校」に対し、“国”が「お墨付き」を与える制度です。全国3000校の専門学校のうち、すべての条件をクリアした3割程度の学校のみが認められています。卒業生とハイチーズ業務にやりがいを感じる瞬間です

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