TIST134
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11「新しい時代」の整備士を育成自動車整備工学科「当学科における企業連携の形」体験実習・学外学修 自動車整備士を目指す学生にとって、在学中に実際の整備現場を知ることは、非常に重要です。仕事のスピード、流れ、お客様のニーズとそれに対する応え方、学校の授業では感じる取ることができない部分を当学科では、体験実習、学外学修という形で学ばせています。これらは2年次、3年次、4年次の必修科目となっており、卒業半年前の時期に実施され、短期のもので5日間、長期のものだと30日間の現場実習となります。現場で必要な技術を吸収し、かつ学校で学んだことをアウトプットし、それを企業の方に評価していただくことで、自分に足りているものと足りないものをしっかりと見極めることができます。帰校後は不足している知識、技術を授業の中で補うことで、自信を持って社会へ出ていくというのがTIST STYLEです。「当学科における企業連携の形」連携授業・教員派遣・教材提供 現在、当学科では1年次、3年次に学内学修として、実習で40時間の企業講師による技術セミナーを必修科目としています。毎年13社の企業様にご協力をいただき、最新の車両を用いて、最新の自動車技術を教育していただいております。また3年前よりトヨタ系ディーラー様から現役のエンジニアの方を常勤教員として派遣いただいて、毎日の授業で即戦力になるための技術を伝授してもらっています。教材の提供としては、やはりトヨタ系ディーラー様よりトヨタクラウンのカットモデルや試乗可能なランドクルーザーを教材として提供いただき、「見れる・乗れる・触れる」実習を実践し、学生の理解度を高めています。「当学科における企業連携の形」学生募集活動 整備士を目指す学生を一人でも多く確保し、整備士人材として企業へ送り出すことが、我々の使命となりますが、この部分についても企業連携が行われています。オープンキャンパスにおいて、普段目にしたり、乗れる機会が少ないスポーツカーの試乗やレース見学を実施したり、学費の支援策として企業奨学金制度の説明会なども実施しています。また整備工場見学会でOBの姿を見て、将来の自分の姿を想像してもらうイベントなども実施しています。また今後の計画としてe - Sports部を設立して、「Gran Turismo」に代表されるドライビングシミュレーターゲームで企業様主催の競技会に参加して、高校生、在校生に多角度的にクルマを好きになってもらう活動も考えております。TOPICS1TOPICS2TOPICS31級課程の体験実習2級課程の学外学修TIST OBで現在はプロのジムカーナ選手によるデモ走行イベントの様子実習車両としても大活躍のランクル技術セミナー(学内学修)の様子日産GT-Rの試乗も!

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