TIST133
12/24

12『くらし』を支えるエンジニアを育成ITものつくり学科進化するデジタル社会を支える「ITものつくり学科」令和3年度より始動! 社会全体のデジタル化が加速する今日において、ITスキルはIT企業で働く人だけに限らず、様々な企業人に必要とされています。このような社会の変化を受け、ITの基礎から応用まで体系的に学べるITものつくり学科を新たにスタートさせ、第1期生となる1年生が4月から勉強に励んでいます。 ものつくりの技術者を目指す「ロボットコース」では、機械・電子・電気技術、IoTや産業ロボットに関する知識・技術を学びます。システムエンジニアを目指す「システム開発コース」では、Webやスマホ・タブレットアプリ、AIを利用したシステムの制作技術などを学びます。ビジネス系ITスペシャリストを目指す「情報処理コース」では、情報技術を活用した業務の効率化やデジタルツールの活用方法について学びます。 さまざまな職業を目指せるITものつくり学科で、学生の皆がどんな将来を描くのか、今からとても楽しみです。コロナ禍での基本情報技術者試験 合格、おめでとう! 基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門となる国家試験です。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、年2回の試験が中止や延期、受験方式の変更と、とても大変な受験期となりました。 本校の授業も、休講や一時的に完全オンライン授業となるなど、学生も不安が大きかったことと思います。 そんな中、見事合格を果たした学生に「合格の秘訣」を聞いてみると「休校期間中に自分で問題集を購入して勉強を進めるなど、自主学習を徹底しました。」「分からない問題は、早めに先生に質問をして、解決するようにしました。」とのことでした。 どんな状況下でも、そのときできることを自ら考え、最善を尽くした行動をすることが大切です。学習面だけでなく、学習への取り組み姿勢なども学んでいけるよう、教員一同、支援してまいります。電気工事士免状取得に向けた意気込み十分!! 電気について、入学して初めて学んだ学生もいる中、5月30日に第二種電気工事士の筆記試験が実施されました。 筆記試験では、電気に関する知識をはじめ、器具や材料、工具など、基礎的なことについて問われます。筆記試験に合格すると、次は配線作業を行う技能試験の受験へと進みます。筆記と技能の両方の試験に合格することで第二種電気工事士の免状を手にすることができます。 結果はもう少し後になりますが、7月の技能試験に向けた訓練を始めています。技能試験では一つのミスも許されないのでしっかりと練習して、当日は自信を持って挑めるように頑張っています。将来の仕事にも必要となる資格だけに「絶対取るぞ!!」という意気込みを感じます。TOPICS1TOPICS2TOPICS3検定対策もバッチリ!見事、一発合格!!技能試験に向けて配線作業の訓練中プログラミング、表計算、データベースの基礎を習得中※2021年度よりものつくり学科と経営情報学科が進化し新しい学科名でスタートしました。

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る