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25今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入学式を行うことができませんでした(入学オリエンテーションを実施)。新入生代表を務める予定だった■■■■くん(医療情報学科)の誓いの言葉をお届けします。 入学にあたり、私たち新入生のために、校長先生をはじめ多くの方々よりお祝いと励ましのお言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございます。私たちは、本校の学生としての誇りと自覚を持ち、先生方から数多くのご指導を受け、知識と技術の習得に励みたいと思います。 私たち新入生は、それぞれが心に持つ白紙のキャンバスになりたい未来を自由に描き、その未来に向かって歩みを始めました。 しかし 私たちが描き歩む未来は、決して楽なものではありません。幾度となく壁に阻まれ、時には、描いた未来から目を逸らし逃げてしまうことがあるかもしれません。ですが、逃げることは悪いことではないと思います。その場所から離れて初めて見えてくるものがあると思うからです。逃げた先で後悔し立ち止まるのではなく、視野を広げ、逃げた壁を乗り越える新たな道を探していこうと思います。 目標に向け 何事にも積極的に取り組む姿勢を継続することが 自身の輝かしい未来に繋がると確信しています。 私たち新入生は 本校での一日一日を大切に 夢に向かって仲間たちとともに精進することをここに誓います。 令和二年四月六日 当校のこども未来学科の学生たちは、毎年、多くの地域活動に参加します。土浦市、つくば市をはじめとした各市町村の社会福祉協議会の行事、また実習でお世話になった保育園や介護施設等、活動先はさまざまですが、学生たちは、机上の勉強では得られない貴重な体験から多くのことを学び、自己の成長につなげていきます。 これらの地域活動は、個人の自発的な意思に基づく自主的な活動ですから、自己実現への欲求や社会参加意欲が充足されるだけでなく、社会貢献、福祉活動等への関心が高まることを期待しています。さらに、仲間意識、コミュニケーション能力の向上、主体性等、今の若者が苦手としているといわれることを養うことも併せて期待されます。 昨年度、本校の文化祭「輝峰祭」において、学生委員長より学校、学生一丸となって、ただ楽しむのではなく、目的をもって取り組もうという提案がありました。 チャリティを目的とする文化祭は、多くの方々のご協力も得ることができ、多額の募金へと繋がりました。そしてその活動について県共同募金会、中央共同募金会、日本赤十字社から感謝状をいただいております。 ここ数年来、身近な地域でも震災や水害で苦しむ人々が増えています。それに加えこどもの貧困問題や今年のコロナ禍…。 学生たちが「今私たちにできること」をスローガンに社会に目を向けて活動することを学校としても応援して参りたいと考えています。新入生代表 誓いのことば地域活動参加を自己成長へ令和2年度新入生代表医療情報学科診療情報コース■■■■■いただいた感謝状県共同募金会事務局を訪問し、募金を手渡す輝峰祭実行委員長(昨年11月)

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