TIST130
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9 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆様もお子様のご卒業を心からお祝い申し上げます。卒業という安心感と、どこか少し寂しい気持ちもあるのではないでしょうか。 卒業される皆さん、TISTで過ごした日々は皆さんにとって貴重なひと時であったかと思います。皆さんの努力により卒業を迎えるわけですが、まわりで多くの支えがあったこともわすれないでください。学園生活で得た仲間は一生の宝です。卒業後も交流を継続し親交を深めることで、いつまでも切磋琢磨しあえる存在としてください。 今年は東京オリンピックが開催されます。新社会人を迎える節目の年に記念すべきイベントが開催されることで2020年は特に記憶に残る年となるでしょう。平成から令和となり働く環境も大きく変化してきています。自分の親以上の年齢や同世代の人など多種多様の人たちと働く環境で戸惑いも多いかと思いますが、「職業実践専門課程」で社会人としての心構えを修得し、実践的な職業教育を学んだ皆さんは、多くの組織が求めている貴重な人材です。新社会人となり緊張や不安もあるかと思いますが、職場環境に早く慣れ色々なことに挑戦してください。成功した時の喜びと、失敗した時の口惜しさを多く経験してください。この経験を繰り返すことにより、組織の中核となり活躍する人材へと成長できます。 結びに、皆さんには無限の可能性があります。「勇往邁進」と「冷静沈着」の精神で大きく羽ばたき活躍できることを祈念いたします。 ご卒業誠におめでとうございます。 令和最初の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 多くの学科があり、2年、3年、4年と学校に通った月日も違う皆さんですが、この卒業というタイミングで、みな社会へ羽ばたいて行きます。みなさんが飛び出していく社会には、31期分の私たち卒業生がおります。TISTで時を過ごしたということは同じで、専門的な学習や多彩なイベントに仲間とともに取り組み、たくさんの事を学び、思い出を積み重ねてきたことと思います。その思いを胸にこれからは一緒に頑張っていくことになります。 皆さんを迎え、輝峰同窓会は32期を迎えました。歴史の積み重ねにより、総会員数10,000名に達する日も近づいています。TISTの歴史が日々更新され、成長してきたことを実感できる数です。「輝峰同窓会」の名は、茨城を代表する筑波山を雅称で、「紫峰」と呼ぶことから、〝峰〞の文字を頂きました。また、関東平野の中心に位置することから、TIST同窓生が地域社会の中心となって輝かしく活躍する姿を思い描き、〝輝〞の文字を合わせました。世間では、「働き方改革」という言葉が叫ばれ、働くという事をみんなで考え、取り組むことが求められています。若い皆さんの活躍に期待されるところでもあります。学校という場を離れることで、初めて経験する事も増え、戸惑う事が多々あると思います。そんな時は、TISTで過ごした仲間や先輩など、卒業年度や学科の違いと言った様々な枠を超えた『縦と横の絆』を活かし、TISTと地域社会の未来に、輝かしく貢献できるよう一緒に頑張っていきたいと思います。最後に、皆さんのご卒業をお祝い致しますとともに、今後のご活躍を祈念いたします。新社会人となる皆さんへ五籃会会長 大友国彦「絆」輝峰同窓会会長(第9期卒業) 笠間俊雄

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