TIST129
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5職業選択の幅が広い経営情報学科では、IT企業をはじめ、小売業、不動産業、出版業、ホテル業など、多岐にわたる業界の企業と連携して実習を行なっています。プログラマーやエンジニアを目指す情報処理コースでは、JavaやC++を使ったプログラミングやレビュー(品質を検証する会議)への参加など、事務や営業、経理職を目指すビジネスコースでは、電話応対や接客、広告制作や書類作成など、各業界の「今」に触れる実習が行われています。日頃よりお世話になっている幼稚園や保育所、入所施設等と連携し、教育・保育実習を行っています。実習前には、実習の目的や課題、心構えなどの確認、日誌や指導案の書き方、保育技術を習得します。各実習は前半後半に分かれ、前半に観察・参加実習、後半に部分・責任実習という流れで行われます。子どもたちや保護者と関わりながら「せんせい」としての経験を通し、「自分の課題を見つけること」、そしてそれを「これからの学びに繋げること」、これが実習に期待される大きな成果です。数十社にも上る地元の建設会社と連携を図り、当学科の学生全員を各現場に派遣させていただき、担当の現場管理者指導の下、数日間にわたり建設現場の業務を実践的に体験しながら学習します。また実習期間中は従事する作業員と同じスケジュールで活動することで、業務の一連の流れや就業マナーなども学習します。現場実習で学んできたことはその後の学習に直結するので、理解がより早く深くなり、学習効果の向上にも繋がっています。県内外の多くの医療機関と連携して現場実習を行っています。専門職としての院内における病院事務の役割や医療行為全般の事務的業務を現場実習を通して学びます。また、患者様対応や病院スタッフとのコミュニケーションの方法を自ら考え選択し、行動することで、チーム医療の一員として患者様を支える豊かな心を育てます。勤務する卒業生から在校生へ直接実習指導を受けるケースもあり、自分の適性を見つけることで「実習」から「就職」へと繋げていきます。IT企業での技能実習吹付塗装の体験書類の仕分けを確実・丁寧に測量(基準高設定)経営情報学科こども未来学科建築環境学科医療情報学科連携授業のねらい目指す職業の現場実習を通して、職業人としての心構えや仕事への取り組み姿勢を学びます。また、さまざまな企業との連携により、実務理解を促すとともに、責任感ややりがいの醸成を行なうことを目的としています。連携授業のねらい建設業の施工業務は規模が大きく、学校内だけで実践的な教育を取り入れることは難しいことです。そこで当学科では実際の建設工事現場を生きた教材とするために「現場実習」を授業に組み込み、建設施工の本質を学びます。保育実習での1コマ気配り、心配りを含め職員の方よりご指導頂きます実習をきっかけに、希望の内定を頂きました実習先でTISTの先輩と連携授業のねらい学校で学んだ教育・保育に関する知識をもとに、現場において保育の実践をする機会です。また、実践を通して保育者としての使命と責任を自覚し、資質を高める場でもあります。学生たちは将来保育者になるという強い自覚をもって実習に臨みます。連携授業のねらい授業で学んだ知識や技術を実際の医療現場で実践的に体感し、病院事務としての姿勢や心構えを学ぶ「病院実習」。医療機関と連携した実践教育は、将来のビジョンを描く道筋を作り、就職の幅を広げます。

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