TIST129
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12医療のICT化に対応できる人材を育成医療情報学科卒業生講話〜先輩から後輩へつなぐバトン〜 8月6日、今年の3月にTIST診療情報管理コースを卒業した2名の先輩方から在校生に向けて、病院実習や就職活動に対しての心構えや、現在従事している職種や業務について貴重なお話しをいただきました。卒業生講話は、社会人として活躍する先輩方の実体験を踏まえた生の声を聞くことで、学生の仕事に対する姿勢や品位、医療従事者として必要な人間性を育むことを目的として、夏季の実習前に学科行事として実施しています。 講話の中で先輩方は学生時代を振り返り、病院実習では挨拶や身だしなみをしっかりとし病院職員の一員であるという自覚を持って臨むことや実習日誌の記録方法など自分の経験談を踏まえて語ってくれました。 また、医療の現場では挨拶や笑顔が思っている以上に重要なことや、在学中の秘書実務の接遇の授業が役立っていることなど、実際に患者様と触れ合っているからこそ感じる現場のリアルな声を在校生へと送ってくれました。 「学んだ知識や技術を活かす力」が試される医療の現場で奮闘している2名の先輩の姿は、在校生の目には頼もしく大きく映り、そして私たち教員は巣立った学生の逞しい成長を胸が熱くなる思いで受け止めました。 こうして先輩が築き上げた経験や実績を後輩が受け継ぎ、さらに次の世代へと繋げていくことができる…これがTIST医療情報学科の魅力の一つであると思っています。TOPICS1卒業して4か月…もう社会人の顔です「国際モダンホスピタルショウ2019」に行ってきました! 7月17日、1・2・3年生全員で、東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2019」を見学しました。「健康・医療・福祉の未来をひらく」をテーマに、遠隔医療の医療情報ネットワークの活用、ビッグデータやAIによる今後の業界の発展を見据えた国内最大規模の展示会です。 会場では、「世代と国境を超えた豊かな共生を目指して」と題して、訪日外国人の増加や少子高齢化問題など支え合いの社会を目指す今の時代に沿った「遠隔診療」や「診療サポート情報機器」の紹介など最新の情報を取り揃えた数多くの展示がありました。 企画展示スペースには、オンライン診療システムを利用した「未来型電子カルテ」などを実際に体験する学生が集まり、遠隔手術の映像に見入ったり、最新機能の説明を受け熱心にメモを取る姿が見られました。 最新機器に触れたこと、目にしたこと、体験したことは、学生にとって未来の自分の姿を思い描く貴重な時間になりました。病院見学に行ってきました! 8月23日オープンキャンパスイベント企画として、高校生や保護者の方21名にご参加いただき、病院実習等で連携している「医療法人健佑会 いちはら病院」の施設見学に行ってきました。 総合受付や入院病棟、検査室を順に見学し、職員の方から各部門の役割や業務内容などお話を伺いました。また薬剤部では、成分やリスク別に陳列棚に並ぶたくさんのお薬を目にし、まさに病院の裏側に潜入といった見学会になりました。 TISTの「病院見学」の目的のひとつは、高校生の皆さんにチーム医療の一員として活躍する未来図を描いてもらうことです。今回の見学が、医療従事者を目指す第一歩として皆さんの記憶に残ってくれればと思います。TOPICS3TOPICS2医事課の裏側に潜入です!病院の施設概要の説明を聞きます薬剤師さんからお薬の管理方法を学びます医療機器のパンフレットを手にハイポーズ!最新の自動受付機には便利な機能がたくさん!

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