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22TOPICS 1TOPICS 2自動車整備工学科時代が求める高度な知識と技術を身につけた「自動車整備」のプロを育成 前々回の小誌にて「産学協同の力MAX」と題し、「職業実践専門課程」の中で企業と連携して進めている「企業セミナー」が順調に進行していることをお伝えいたしました。今回の記事はその続報です。今年に入ってからも、1月〜2月にかけて、当学科実習場を会場に、自動車販売店13社のご協力の下、「企業セミナー」を開催することができました。自動運転技術や高機能スキャンツールを用いた故障診断といった最新技術への対応方法や、総重量20トン超の大型トラックを持ち込んでの足回り整備など、本校の設備、教材だけでは中々学ぶことが出来ない中身の濃い授業を展開していただきました。講師の方も販売店の社内教育担当者ということで、自動車整備教育のベテラン揃い。傍らで拝聴していた我々教員も、「うーん」と唸ってしまう素晴らしい授業の数々でした。もちろん学生は、終始メモを取りながら真剣なまなざしで受講。終了後は「楽しかった」と皆が満足顔でした。今後も大いに期待したい「企業セミナー」です。 充実した企業セミナーに 学生も大満足  1月12〜14日の3日間、幕張メッセにて、世界最大のカスタムカーショーである「東京オートサロン2018」が開催されました。今年も31万人を超える大勢の来場者で盛り上がった東京オートサロンですが、本校でも、自動車整備工学科車体整備士コースの学生が製作したカスタムカーを出展いたしました。出展車両の名前は「MARCHCRAM」、2台の日産マーチのフロント部とフロント部をドッキングさせて、ロングなリムジンに仕上げた超力作です。 あまりに奇抜な発想と抜群の仕上がりに、メディアからも注目の的となりました。ネットニュースやネット動画、SNSの他、カー雑誌や地上波テレビ番組の特集にも取り上げられました。昨年の7月から半年の歳月を費やし車両製作した学生も会場での大反響に「作って良かった!」と最大級の達成感を味わっておりました。学生に最高の感動と一生の思い出が提供できるこの取り組みを、今後も続けていきたいと思っております。 堂々の5年連続出展、 東京オートサロン! 制作した車体整備士コースの11名大迫力のフロントマスク!リムジンだけに車室内はとんでもなく広々!大型トラックは工具まで大型!学生の顔も真剣そのもの!最新の輸入車で故障診断

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