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33航空分野の総合学園 航空工学科・航空整備学科・航空ビジネス学科学科トピックス■■■■さん平成27年3月航空ビジネス学科 (グランドサポートコース) 卒業■■■■■ ◆日頃はどのような仕事をしているの? 成田空港において、スイスポートジャパンで受託している航空会社の航空機へ手荷物や貨物等の搭降載作業を実施しています。特殊車両等を駆使し安全を最優先にした作業で定時に運航できるよう日々努力しています。 ◆N-TACでの1番の思い出は? グランドハンドリングの実習が一番の思い出ですね。実際に空港で使用している特殊車両での実習は難しかったのですが、取り扱いが上手く出来るようになった時の達成感は格別でした。また、確認行為の指導が厳しくいつも教官に指摘されていました。しかし今思えば、安全のための確認方法を徹底的に叩き込んでくれて感謝しています。 ◆後輩たちへのメッセージをお願い致します。 授業を受けている時はわかりませんでしたが、実際に自分がグランドハンドリング系の会社へ内定が決まり、いざ研修が開始されると、学校で受けていた授業と同じ内容が大変多く、もっと真剣に授業を受けていればよかったと後悔しました。皆さんは、同じ轍を踏まないよう、授業は真剣に取り組みましょう。スイスポートジャパン株式会社大阪府泉佐野市中町2-3-20(本社)資本金 5,000万円売上高 53億(2014年度)従業員 786名(2016年1月現在)卒業した先輩達に聞く「私 頑張ってます!」電気工事士合格を目指し 奮闘中 航空システムコースの目標として航空無線通信士、第一級陸上特殊無線技士、第二級陸上無線技術士、第一級陸上無線技術士を取得して、これらの資格が生かせる航空会社、国家公務員等への就職を目指していますが、無線技術と並行して学ぶ電気技術を活かすことも大変重要な目標と考えており、数ある電気関係資格の中で代表的な電気工事士の資格取得も目指しております。1年次から基礎をじっくり学び2年生の10月に学科試験に挑戦、見事全員合格しました。最初は工具の使用方法も配線図の見方も全くわからないとこからのスタートでしたが、今では配線図を読み取り、電気工作まで出来る様になってきました。12月に行われる実技試験合格を目指しさらに腕を磨いていきます。最近では電気工事士に合格したら上位資格を目指したいとの抱負を語っています。CLEARED FOR TAKE-OFF グランドサポートコース1年生は、10月4日に竜ヶ崎飛行場にて体験飛行をしてきました。体験飛行の使用機材はセスナ172PスカイホークⅡ、高度約1,200ft、速度約200km/h、約15分のフライトでしたが、学生は皆、セスナ搭乗に期待と不安を膨らませながら空の世界を堪能し、また、将来航空業界へ進む学生たちにとって、貴重な体験となりました。航空機整備学科1年生の 授業風景 (入学後半年が経過して) 青いカバーオールに袖を通して早いもので半年が経過しました。今回は飛行機の基礎知識を中心に知識・技量の習得に取り組んでいる1年生の授業を紹介します。 写真は『基本技術のケーブル』の授業風景です。飛行機にケーブル?と言ってもピンとこないかもしれませんが、色々なシステムを操作するために使用されるワイヤーをいい、システムを動かす動力の伝達をつかさどるものです。ケーブルによって操作される主なものは、動翼、エンジンコントロール、主脚(ランディング・ギア)、ステアリングコントロール等の重要なシステムがあります。授業は、黄色い枠の中に張られたコントロールケーブルに適正なテンション(張力)を与えて、それが緩まないように回り止めをして完成です。 学生はそれぞれ決められた手順に沿って課題に挑戦し、基本技術の習得に頑張っています。校外学習にて安全運航の 大切さ再認識 エアラインサービスコースでは、9月5日に日本航空安全啓発センター及びJAL SKY MUSEUMへ見学研修に行ってきました。安全啓発センターは1985年に起きたJAL123便飛行機事故の教訓を風化しないよう作られた施設です。御巣鷹山の事故について知らない学生もいたので、ビデオを見たりして事前学習はしていたものの、実際の事故機の部品や遺書などを目の当たりにし、涙が止まらなくなった学生もいました。その後に行ったJAL SKY MUSEUMでは、離陸する航空機を目の前で見て皆大興奮!今回の研修は航空業界を目指す学生として、安全運航の大切さを改めて考えるいい機会となり、学生一人一人の心に深く響いた有意義なものとなりました。航空工学科航空システムコース航空ビジネス学科グランドサポートコース航空整備学科航空ビジネス学科エアラインサービスコース

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