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24TOPICS 1TOPICS 2建築環境学科居住環境から公共インフラまで「技術」と「感性」を磨いた技術者を育成【工事費を算出するために 必要不可欠な知識】 請負工事費が高額である建設業界では品質管理や安全管理などと共にコスト管理も非常に重要な項目です。そのため建設業従事者は材料費や人件費など実行予算を算出するための計算知識として簿記や会計処理の能力も必須となります。本校ではその基礎知識にあたる建設経理事務士の特別研修会を財団法人建設業振興基金より講師をお招きして毎年実施しております。【受講者全員合格!!】 9月26日〜27日の間、建築環境学科の学生24名が4級資格を受講し、建設業固有の簿記の勉強に頭を悩ませながらもひとつひとつ習得していきました。最終日に行われた資格試験では無事全員合格し、全員資格取得達成となりました。学生たちは何千万、何億という普段見慣れない額の大きさに建設業の担う責任の大きさを今回の学習で改めて感じていたようです。最後にご指導下さった講師の先生方に深く感謝申し上げます。建設経理事務士特別研修  建設業の簿記を学習 資格試験全員合格!! 10月7日に茨城県建設業協会様主催の現場見学会が、2年生全員参加で実施されました。建築コースは、土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業で、事業の中枢となる土浦市新図書館とつくば市(仮称)紫峰学園建設工事を見学しました。土浦市新図書館では、階高も高く、吹抜けや開口部も多くあるので、とても開放的な空間が魅力であると感じました。紫峰学園では、小中一貫校として建設中で、現場には型枠を支える支保工が沢山設置されており、迫力ある現場でした。土木コースは、那珂市橋梁上部工事(仮称)下大賀高架橋建設工事では、茨城港常陸那珂港区次期廃棄物処分場建設事業を見学しました。下大賀高架橋工事では、耐候性鋼を使用しており、鋼表面に保護性錆(安定錆)を形成するように設計された鋼材を使用していました。茨城港常陸那珂港区次期廃棄物処分場では、滅多に見る事の出来ない4000トン吊起重機船の「洋翔」を見学しました。建築コース・土木コース共に授業では学ぶことの出来ない「現場の臨場感」を体感することが出来ました。 最後に貴重なお時間を頂き、この見学会を実施してくれた茨城県建設業協会様、並びに各現場の関係者の方々に深くお礼申し上げます。迫力満点の建築・土木現場見学会茨城県建設業協会様主催現場見学会演習問題を解いての答え合わせ合計試算表を出すには借入金と資本金を・・・建築現場見学会(仮称)紫峰学園建設工事二日目の最後に検定試験を行い、全員合格しました!土木現場見学会橋梁上部工事(仮称)下大賀高架橋建設工事

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