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20TOPICS 1TOPICS 2電子機械工学科IT時代の主役を担う「新・ものつくり」のエンジニアを育成※2017年(平成29年)入学生から「ものつくり学科」に名称変更します。 10月9日(日)に「筑波サーキット」で行われた日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催の「2016 CQ EVミニカート筑波レース」にMCCC部(Microprocessor Control & Communication Club:通称ロボット部)のレース車両「TD1号」が初参加しました。 MCCC部のメンバーのほとんどが電子機械工学科の学生で、放課後の時間を使い製作を行いました。「エレクトロニクス基礎」の授業で学んだ知識を活かして、「TD1号」のモーターの性能を決め、ブラシレスDCモーターのコイルを手巻きして製作しました。また、「電子回路」と「制御プログラミング」の授業で得た回路とマイコンの知識で、製作したモーターの回転制御を行いました。このように、電子機械工学科で学んだ各自の得意な知識や技術を結集したチームで臨み、完走を目指しました。 残念ながら、直前の走行テストで制御基板を壊してしまい、「TD1号」は走行出来ませんでした。改めて〝ものつくり〞の難しさを実感し、悔しい思いで、サーキットを去りました。新しい伝統を築くために、1年生は先輩の思いを引き継ぎ、来年にむけてチャレンジしていきます。 9月2日、第二種電気工事士上期技能試験の発表があり7名が合格。その後に第二種電気工事士下期筆記試験の発表があり5名が合格、第一種電気工事士筆記試験にも2名が合格しています。第一種、第二種(下期)の筆記試験合格者は全員が資格対策ゼミへ参加し、技能試験の演習に励んでいます。 ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために、それらの電気工事は電気工事士の有資格者でないと行えません。(電気工事士法) 従事できる工事範囲により第一種と第二種の2種類があり、「第二種:一般住宅や店舗など600ボルト以下で受電する設備の工事、第一種:第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場ビルなどの工事」となっています。 今や電気設備は無くてはならない重要な社会インフラです。そのため有資格者へのニーズは高く、地元就職にも有利。実務経験を積み、将来は独立・開業の道も開けます。電子機械工学科では、企業や高校生・保護者の皆様の電気技術者育成へのご要望にお応えすべく、電気設備コースを開設しています。「電気工事士」国家試験の合格発表〜資格対策ゼミが合格への近道〜EVカートレース初参戦!車検風景つくばサーキットで集合写真就職面接でアピールネタになり、内定しました。次は、第一種電気工事士試験を目指します。「合格」、就職につながる国家資格です本番通りに技能試験の練習「資格対策ゼミを休まない」これが合格への近道練習量が自信となり、技能試験に合格できました筆記試験は過去問をしっかりやろう「地元就職+手に職」の就職を目指しています。仲間とワイワイと学び合えるので楽しい

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