TIST117
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6ト、Microsoft Office Specialist (MOS) Word・Excel、Webクリエイター検定など、様々な資格取得が可能です。特に、販売士検定については、カリキュラムが受験科目の一部免除に対応しており、合格者の排出に繋がっています。 また、最近は「自己の適性が分からない、将来の職業を決めかねている」などの声が若者たちから聞こえてきます。その課題に対しては、自己の適性を見極め、適切な職業選択を行った上で職業人としての第一歩を踏み出せるよう企業実習を実施しています。自己に不足していることを客観的に把握でき、新たな目標設定に繋がるため、その後の学習に対するモチベーションの向上にも役立っています。 これらの結果、小売業、流通・サービス業での販売職・営業職・総合職、製造業での事務職、税理士法人での会計職など多岐に渡る就職を可能としています。【公務員・事務管理コース】独自のカリキュラムとICTスキル教育で公務員としての付加価値を付ける 公務員・事務管理コースは、国家公務員一般職、税務職員、裁判所職員一般職、都道府県職員(一般事務・警察事務・学校事務)、警察官、市町村職員(一般事務・消防官)などの公務員職を目指す高校卒業者(高校卒業程度認定を含む)を対象としたコースです。厚生労働省がまとめた就業形態の多様化に関する総合実態調査(平成26年)によると、民間事業所に勤める労働者のうち非正規社員の占める割合が4割に上るなど、就業形態の多様化が進んでいることが分かります。こうした中、近年、若者の職業意識は安定志向の傾向が強くなっており、とりわけ公務員職のニーズは年々高まりつつあります。公務員職に就くには公務員試験に合格することが必須要件です。公務員系の学科・コースを設ける多くの専門学校が公務員試験の合格のみを目標としたカリキュラムを編成しているのに対し、当コースは、公務員試験合格は勿論のこと、情報リテラシーやWebデザインなどのIT活用スキルを身に付けた「ITに強い公務員」の育成を目指しています。社会のICT化が進む今日において、公務員職にも民間企業同様に一定のIT活用スキルが求められています。実際に、二次試験(面接試験)において、IT系の専門分野を学んでいることや経産省ITパスポートなどの資格取得が評価され、採用に至るケースが多々あります。 また、当コースの職業教育としては、国家一般職や都道府県職員(学校事務を含む)、警察官として活躍する卒業生を招いての特別講話、産業界の協力による演習授業、茨城県庁などの官公庁見学や県市町村でのインターンシップなど、公務員・事務管理コースならではの職業教育に取り組んでいます。おわりに 経営情報学科では、各々のコースが独自性を活かし産業界と連携した職業教育に取り組んでおりますが、今後更なる充実、とりわけインターンシップ(企業実習)の充実を図っていくことが重要と考えております。そのためには、企業等はじめ産業界の皆様のご理解とご協力が必要不可欠であります。今後とも実社会が求める人材を育成すべく職業教育の充実に取り組んで参りますので、よろしくお願い申し上げます。企業実習 ~ビジネスホテルでのルームチェック~インターンシップ ~商工観光課にてデスクワーク~産業研究 ~茨城県庁の見学~TISTと大学・短大の教育の違い クラス編成カリキュラム教育指導資格取得進路指導TIST経営情報学科クラス担任制で普段の学習や進路などの相談に個別対応コースが目標とする職業に必要な専門科目で構成されたカリキュラムで、専門スキルを効率よく習得職業実践カリキュラムで、実習・演習を通して専門分野を実践的に指導コースごとに設定された目標資格を取得、対策講座による個別指導で合格に向けてフォロークラス担任と進路指導部との連携による進路サポート、地元企業への就職は学校求人、大手企業はネットエントリーで大学・短大一般にはクラス担任制ではなく、自己管理力が必要一般教養科目と専門科目(選択科目)で構成講義(座学)や実験、ゼミなどで学術研究中心目標資格は自ら設定し、自学自習が基本ネットエントリーと自己開拓が基本企業実習 ~電話応対の様子~

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