TIST117
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4管理しながら、建設現場の最前線に立って職人の指揮を執る施工管理技術者を育てます。 現場を指揮するために必須となる二級建築士や施工管理技士の資格のみにとどまらず、玉掛けやクレーンなどの建設機械運転免許の取得にも挑戦し、建設現場のエキスパートを目指します。◆「建築士専攻科」(別科) 本学科の3コースの卒業生をはじめ、二級建築士の受験資格を有する方が、資格取得のみに集中して学習する受験対策講座です。 「建築設計デザインコース」・「建築土木施工コース」の学生は卒業と同時に受験資格を得るので、卒業後すぐに受講することが出来ます。(「建築土木技術コース」は卒業後実務経験を2年間積んだ後に受講することが出来ます。) 年々難易度が上昇し続けている二級建築士。確実に資格取得を目指す方に最適な講座です。○ 全国専門学校建築教育連絡協議会に学ぶ 全国の専門学校が加入している組織に「全国専修学校各種学校総連合会」があります。その中に分野別専門部会である「全国工業専門学校協会」があります。そしてさらにその中に「全国専門学校建築教育連絡協議会」があり、昨年設立20周年を迎えました。 全国には、本学科のような国土交通省の認定学科を有する学校が70校あります。 その約半数の学校が「全国専門学校建築教育連絡協議会」に加盟し、「相互理解」・「協力体制」の趣旨のもと、各法人の垣根を乗り越え、切磋琢磨し、建設業界が求める人材を育成し輩出しています。また、他の会員校は創立50年〜100年程度の歴史のある有名校ばかりです。 本学科も開設当初から参加し学んで来ました。毎年行われる、春季・秋季の研修会や専門学校卒業作品展示会(今回で第16回目)には必ず参加出展しています。第11回から、展示会用ポスターも学生からの公募になり、優秀賞・佳作に選出されたこともあります。各校の教育課程の集大成である卒業作品を拝見すると、その学校のおおよその教育内容を伺い知ることが出来ます。本学科の教育内容を披露確認するとともに情報交換の場としています。 また、平成26年度からは県内の大学・専門学校・工業高校が参加し「茨城建築学生展」(主催 茨城県建築士事務所協会)が、かさまの家(笠間市)において開催されるようになりました。専門学校卒業作品展示会に出展した作品の中から数点を出展し、2年連続奨励賞をいただきました。○ 職業実践専門課程から専門職業大学へ 平成26年3月に職業実践専門課程がスタートしました。本学科は開設当初から、職業教育に取り組んで来ましたが、職業実践専門課程の規定の明確化に則って、学則カリキュラム・シラバスを含め建築職能論・現場見学会・現場実習・インターンシップを複合的な単位認定化に向けた検討をしています。 2012年〜2014年(第1期)、2014年〜2016年(第2期)、文部科学省委託事業 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業「環境・エネルギー分野における中核的専門人材養成プログラム開発」、「環境・エネルギー分野における中核的専門人材養成建築・土木・設備職域プロジェクト」(幹事校 専門学校東京テクニカルカレッジ)に2012年から参加し、環境教育の基礎知識・スマートハウス・スマートビル・スマートマンション等を軸に学ぶ、4年課程のモデルカリキュラムの作成に携わり、平成31年4月からスタートする専門職業大学への準備も始めています。第16回専門学校卒業作品展示会重機免許の講習会設計製図試験に向け特訓中…全専建協の会員校茨城学生建築展のポスター

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