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20TOPICS 1TOPICS 2電子機械工学科IT時代の主役を担う「新・ものつくり」のエンジニアを育成※2017年(平成29年)入学生から「ものつくり学科」に名称変更します。 ついに念願叶って、EVカート(競技用の電気自動車)を購入してもらいました。部活で、レースに参加し、活躍してもらうのは当然ですが、EVカートには電子機械工学科で学ぶ技術が全て詰め込まれています。ドライバー・モーター・車輪を支える、軽くて頑丈なボディを設計・製作する機械技術。モーターのコイルの巻き方からこだわることで、電気と磁気を操り、パワフルで高効率なモーターや駆動回路を作る電気技術。モーターやカートのボディをドライバーの意のままに操り、マイクロコンピュータを使用した制御装置を開発する電子技術。これらの技術を仲間と一緒に少しずつ極めることで、実社会に出ても、自信をもって仕事に打ち込めるエンジニアになってもらえることを期待します。 この数ヶ月、2年生は、「第2種電気工事士」、「電気通信工事担任者」、1年生は、「情報処理技術者試験ITパスポート試験」とこれまでに学習してきた事を活かして、手に職の国家資格取得を目指して頑張ってきました。授業の内容をしっかりと身に付け、実習や演習において、実践力を身に付けることが出来ていれば、資格にも合格できるというわけではありません。そこで、春休みや放課後の時間を有効活用して、受験対策講座が実施されます。もちろん参加は自由です。「合格したい!!」その気持ちに答える為に講座を実施しています。「対策講座」に参加する事で、合格率が格段に向上することは、先輩たちの実績からもはっきりとしていますので、ものつくりの職を目指す学生たちは、この時間を有効に活用し、国家資格取得を目指します。 今回も多くの学生が「手に職」となる資格を取得できました。『手に職』となる 国家資格取得にチャレンジ機械技術+電気技術+電子技術   ⇒ EVカート? 試走カートパーツ一式CBT試験に向けたトレーニング実施今回も多くの学生が手に職をつけました技能試験に向けて実際に回路を製作

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