TIST114
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6てきています。自動車にとって、安心・安全に走行できるよう点検整備を行うことは必要不可欠であり、自動車整備士は日々の最先端技術の習得が欠かせません。故障を診断し必要な整備を効果的に行うことができるスキャンツール使用方法の習得や、整備士の基本技能の向上等、高いレベルが求められています。併せてお客様に適切なアドバイスができるコミュニケーション能力が必要です。昔ながらの経験と勘に頼るだけの整備は限界があります。次世代自動車に対応した各種の整備用診断機器を使いこなせる整備技術に加え、お客様との対話技術を兼ね備え、環境保全と安全管理についてお客様と対話しながら整備を行っていくハイレベルな整備士が必要とされている時代が到来してきています。専門学校としてもこのような要望に応える自動車整備士の育成が必要不可欠となってきました。自動車が快適に走行できるよう、安心と安全を守るべき期待に応えなければなりません。自動車関連企業との密接な 連携による実践的な教育 本校自動車整備工学科は平成26年度文部科学大臣より「職業実践専門課程」の認定を受けました。これは学科として、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する教育課程が編成出来ており、特に職業に関連した企業・業界団体等その他の関連機関との密接な連携による演習・実習等の実施、教員の研修等の実施など、一連の教育活動を通じて実践的な職業教育の質の保証・向上に組織的に取り組む体制が実現出来ていると認めていただいたということです。当学科は、教育課程編成委員会及び学校関係者評価委員会を通じて情報交換やカリキュラム編成についての意見を頂き実施しています。また、企業等と密接に連携して、最新の実務の知識・技術・技能を身につけられる実践的な教育に取り組んでいます。カリキュラムは、国家資格を取得するために決められた科目で構成されていますが、単に国家試験に合格するためだけの勉強では無く、実践的な内容を学べるよう、工夫しています。また、職業最前線の整備工場で働く方々の意見を定期的にお聞きしたり、インターンシップへの参加や体験実習の実施に加え、自動車販売会社主催の新技術講習会など、実践的なカリキュラムを導入しています。学校でおこなう授業とは違い本当の意味での学修が行われています。専門分野における高度な技術や知識に直接ふれ習得することによって、各学生の専攻に応じた専門能力および実務能力が高まるとともに、自己の職業への適性を再確認・把握することにも繋がります。TISTと大学・短大の教育の違いクラス編成就職先傾向取得資格科目編成入学選考TIST自動車整備工学科担任制を設け進路指導や相談ごとに対応学校求人が中心で毎年就職希望者100%の内定率目標資格が明確で全員合格に向けての指導方法が確立している専門科目(学科+実習)、一般教養科目、認定科目(実時間数/単位)出願区分によって面接もあるが、原則として書類審査により合否工学系大学・短大一般には担任制はなく、各自管理し自己行動ネットエントリーや自己による開拓するが選択企業は各種の職種目標資格は自ら選択し資格取得に向けては自学自習専門科目、一般教養科目から履修計画を立案(単位制)入学試験により合否を決定するが各大学において合否判定に格差試験験開始前にポーズ。緊張はとれたかな?電子回路ブロックを使い電気の流れを勉強!(分かり易いと好評)実習試験の筆記試験 日頃の勉強の成果をハッキ!PHVの実車による説明同乗試乗して車の性能を確認

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