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24TOPICS 1TOPICS 2建築環境学科居住環境から公共インフラまで「技術」と「感性」を磨いた技術者を育成 10月8日に茨城県建設業協会様主催の現場見学会が2年生全員参加で実施されました。建築のコースでは、2箇所 常陸太田市特別支援学校の新築工事現場と日立市池の川さくらアリーナ体育館の新築工事を見学しました。特に、池の川さくらアリーナは、2019年の茨城国体のバスケットの試合会場としても使用される予定で、メインコートで3面、サブで1面、合計4面が取れる大型体育館で、その大きなスケールに見入っていました。また土木のコースでは橋梁工事と港湾工事を見学してきました。土木専攻のメンバーは、常陸太田市にある幸久大橋の橋梁下部工事と常陸那珂港区の港湾工事を見学してきました。幸久大橋では橋梁を固い地盤に支持するための杭工事の流れを詳しく解説して頂きました。港湾工事では海の埋め立て工事を見学させて頂き、工事規模の大きさに驚いている様子でした。いずれのコースも普段の授業では学ぶことが出来ない「現場の臨場感」を体感することが出来ました。最後に貴重なお時間を頂きこの見学会を実施してくれた茨城県建設業協会様並びに各現場の関係者の方々に深くお礼申し上げます。迫力満点の建築・土木現場見学会――茨城県建設業協会様主催現場見学会―― 建設業界ではコスト管理に対する意識が年々高まってきており、請負工事費の会計処理や帳簿作成、決算処理などの業務を行うために必須となる建設経理士の資格が注目されています。その基礎にあたる資格が建設経理事務士です。建設業固有の簿記・会計・原価計算は、独学で学ぶのは難しいものです。そこで本校では9月28日(月)、29日(火)の2日間、財団法人建設業振興基金より講師をお招きし、特別講習会を実施しました。1年生の34名が受講し、慣れない簿記の勉強に頭を悩ませながらも習得していき、最後の資格試験では無事全員合格を収めました。試験の途中、なかなか整合しない合計金額に何度も頭を悩ませながらも諦めず計算し直していた学生達の根気は立派でした。最後にご指導下さった講師の先生に深く感謝申し上げます。建設経理事務士特別講習会――建設業における経理・原価計算を学ぶ――建築現場見学会土木現場見学会2日目の最後には検定試験が実施され、全員合格しました!分からないところは休み時間でも手を挙げて質問していました。建築環境学科の1年生全員が受講しました。

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