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22TOPICS 1TOPICS 2自動車整備工学科時代が求める高度な知識と技術を身につけた「自動車整備」のプロを育成 今年も、9月中旬から10月下旬にかけて、1級整備士コース4年次の必修科目である「体験実習」が行われました。対象者13名は内定先の自動車ディーラーなどに赴き、1ヵ月半の間、本物の整備現場を味わってきました。洗車・点検整備・故障診断・接客など、卒業後、自分たちが取り組んでいくこととなる仕事や職場の人間関係など多くのことを学び取ってきたようです。たくさんの受け入れ先企業様から、「今まで受け入れてきた学生の中でも、ずば抜けてしっかりした学生である。入社後の活躍が今から大変待ち遠しい」とお褒めの言葉を戴き、我々教員も一安心。帰校後の成果報告会では、いずれの学生も「1級整備士への企業の期待を強く感じてきた」と話していました。その期待に応えるために今後、何をすべきであるかをしっかり認識できたものと考えております。体験実習を受け入れていただきました関係企業様には、この場をお借りいたしまして、厚く御礼申し上げます。1級整備士コースの        体験実習について 車体整備士コースでは、世界最大のカスタムカーショー「東京オートサロン」でこれまで2回、学生が製作したカスタムカーを出展してきました。3回目の今年は、巷で流行り出してきたオープンボディーの車で出展を予定しています。今回は、現役を引退し、エンジンもブレーキも外されてしまっていた実習車両の「日産マーチ」をベースに、往年の名車「ポルシェ356」風のスポーツカーを製作します。何もないところからボンネットやフェンダーを製作するという無茶?で大胆なカスタムに、学生たちも四苦八苦していますが、少しずつ形になっていく車を前に、強いやりがいを感じている毎日です。完成にはまだ時間がかかりそうですが、東京オートサロンでは「えっ?これが元々マーチなの?」という素晴らしいカスタムカーをご披露出来るでしょう。東京オートサロンは、幕張メッセにて、2016年1月15〜17日の3日間の予定で開催されます。大勢の方のご来場をお待ちしております。期待に応えること」の重要さ、辛さ、楽しさをしっかりと感じてきた学生たち。新たな目標も出来て、残りの学生生活の大きなモチベーションアップとなりました。今年で3回目の出展!       東京オートサロン!原型となるモデルは2代目マーチボンネットも鉄板から手作りオープンボディを目指すために、まずルーフをカット

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