TIST110
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20TOPICS 1TOPICS 2ものつくり学科IT時代の主役を担う「新・モノつくり」のエンジニアを育成 ものつくり学科では、去る10月30日(木)、東京ビックサイトで開催された「JIMTOF2014」を見学してきました。JIMTOFは、隔年、日本で開催されるアジア最大級の工作機械の展示会です。モノづくりの基盤となる工作機械は高精度、高効率、省エネなど多様なニーズに応えなければなりません。各メーカー、競って最新鋭の工作機械を展示・デモを行っていました。特に人だかりができていた工作機械は、金属3Dプリンタでした。従来の金型が不要になり、製作期間が短縮されます。3Dプリンタの基調講演で新野俊樹東大教授が、教育の現場では今までできなかったモノづくり体験ができるようになると述べられました。本校でも今後3Dプリンタを使ってモノを作る授業を増やしていきます。 学生たちは、最先端の技術を目のあたりにしてモノづくりの仕事に就きたいという希望がさらに高まったことでしょう。 私たちMccc部は、ものつくり学科の学生を中心にモノづくりにより深くチャレンジするために活動しています。先輩たちから受け継いで、Hondaエコマイレッジチャレンジに出場するマシンの表示部をリニューアル。昨年製作したローラー台も活用され、これまで以上に微調整することが可能となり、燃費も昨年の1・5倍に伸ばすことが出来ました。もちろん、エンジンやシャーシと言った部分の整備をエコラン部のメンバーがしっかりとメンテナンスしてくれたことも大きく影響しています。また、「つくば科学フェスティバル」に、製作したロボットなどを出展しました。ブース内は多くの参加者で賑わい、説明に大忙しでした。中でも、フルカラーLEDを用いて「光の三原色」について解説したボードは好評でした。さらに、科学のおもしろさ・楽しさを一般に広めることに貢献したブースに対して表彰する「つくば3Eフォーラム賞」に選ばれることにもなり、受賞の嬉しさと共にとても驚きました。自分たちで製作したモノが子供たちの科学への興味につながることになり社会へ貢献することを実感した瞬間であり、他の学科の学生と協力することも含めて、教室の授業だけでは体験することのできない特別授業となりました。「授業だけでは学べないことも…   部活動を通した貴重な体験!!」    Hondaエコマイレッジチャレンジ参加&つくば科学フェスティバル出展アジア最大級の工作機械の展示会見学〜JIMTOF2014〜食い入るように見つめる学生2年生集合1年生集合説明を聞いている学生記録を伸ばして安堵の記念撮影子供たちで賑わうTISTブース3Eフォーラム賞受賞の驚き!!

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