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TIST創立30周年記念事業「トヨペットクラウン再生プロジェクト」始動

1987年創立のTISTは、今年で創立30周年を迎えます。今、学内では創立30周年を記念して、いくつかの事業に取り組んでいます。そのうちの一つ、自動車整備工学科(30年4月より自動車整備・ドローン学科)で取り組み始めた事業をご紹介いたします。

画像の車、ご存知ですか? そうです「観音開きのクラウン」といって、55年前に発売されていたトヨペットクラウンです。実はこの車「自動車整備士の育成のためにぜひとも役立てて欲しい」と故  西谷隆義  前理事長のお知り合いの方から頂戴したTISTの宝物なのです。

TIST自動車整備工学科では、このトヨペットクラウンを学生たちの力で蘇らせようという一大プロジェクトが始まりました。何年かかるかわかりませんが、コツコツと学生たち主動でレストアを進めていこうと考えております。

車に触れる喜びを知ってもらう、エンジンオーバーホールや板金塗装の技術の習得、完成した時の達成感を思う存分味わってもらうなどたくさんの目的を持ったプロジェクトです。クラウンを再生していくことで、学生たちにもっともっと車を好きになってもらいたい、そしてこのプロジェクトの素晴らしさをを高校生をはじめとした多くの方々に発信することで、若者のクルマ離れの解消や自動車整備士人材の不足の解消など、自動車業界への貢献に少しでも繋がれば…という思いも込められています。

今後、この「トヨペットクラウン再生プロジェクト」の進捗を定期的にご報告していきたいと思います。どうぞご期待ください!