診療報酬請求事務能力認定試験 合格率93.1%を達成!
7月15日に行われた診療報酬請求事務能力認定試験の結果がついに届きました!
第50回の認定試験の合格者は27名、合格率は93.1%(全国平均34.1%)!認定証を手にした学生たちは、喜びの笑顔でいっぱいでした。
診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の最難関資格とも言われ、TIST医療情報学科の学生の目標資格のひとつです。この試験は、診療録(カルテ)からレセプト(診療報酬明細書)作成を行う実技と学科問題から成り、保険関連各法の理解や法律、通知の読解力をベースに医療に関する幅広い知識を備えるスキルが要求されます。
難関試験への挑戦は、試験の2か月前から始まりました。放課後を利用した本番試験同様の検定対策を実施し、自分の弱点や疑問点の洗い出しを行いました。開始当初は、時間配分が大きな壁となり、問題数の多さや複雑な算定に苦戦し、合格点とは程遠いスタートでした。しかし、「なぜこうなるのか」、学生たちは理解するまで貪欲にテキストを読込み、疑問に持ったことはすべて質問で投げかけてきました。こちらの解説にも熱が入ります。自分が理解しにくい箇所は、きっとクラスメイトも同じ…と、友人同士での相談や教え合う場面も増え、放課後の教室は遅くまで明かりが灯ることも多くなりました。そうやって各々の課題を一つひとつ丁寧に解決しながら反復することで、学生たちは徐々に力をつけ、苦手分野を克服していきました。最後は、できることは全てやってきたと悔いを残すことなく、これまで懸命に取り組んできた自分を信じて「絶対受かるんだ!」という気持ちを持って試験に臨むことができたのだと思います。
対策に参加した2年生全員が一体感を持ち、誰1人として諦めることはせず最後まで走り抜けたことが、結果に繋がったのだと思います。日を追うごとに頼もしくなる学生の姿に、学生の持つ力は未知数であることを改めて実感しました。
これからも学ぶ姿勢を忘れず、TISTでの資格取得を自分の武器として、社会で活躍してくれることを願っています。