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33航空分野の総合学園 航空整備学科・航空工学科・グランドサポート学科・エアラインサービス学科学科トピックス■■■■さん2015年3月航空整備学科卒業■■■■ ◆日頃はどのような仕事をしているのか? MRJ(三菱リージョナルジェット)の製造を行っています。製造といっても私の担当は主にランディングギア(主脚)の配管や配線を行う部署です。今後の量産体制に備えてランディングギアの勉強を毎日しており、来たるべく大量受注に備えています。 ◆N-TACでの1番の思い出は? 整備学科の実習機材として購入したプライベートジェット機(シャイアン)の組み立てを教官と学生が力を合わせ実施したことです。真夏の暑い中格納庫でみんなで塩飴を舐め、水分補給を適宜行いながらの体験は、一生の思い出であり、私の財産でもあります。 ◆後輩たちへのメッセージをお願い致します。 皆さん2年間(3年間)を長いと感じるかもしれませんが、「アッ」という間ですよ。あれもやれば良かった、これもやれば良かった、と後悔しないように日々を過ごしてください。社会人になっても一緒です。日々悔いが残らないように努力しましょう。三菱重工業株式会社 名古屋航空宇宙システム製作所愛知県名古屋市港区大江町10番地資本金 2,656億円(2017年3月31日現在)売上高(連結) 39,140億円 (2016年4月1日~2017年3月31日)社員数(連結) 83,932人(2016年3月31日現在)卒業した先輩達に聞く「私 頑張ってます!」独自の英語学習法で 今年度スタート 当コースでは、英会話、総合英語、TOEIC対策、航空英語などの英語の授業が行われています。英語は、ゼロから学び始める科目とは異なり、小・中・高等学校や生活の中で身につけてきた能力ですので、個人差があります。航空工学科では、現在の自分に合ったレベルから学習できるように、1年生・2年生・3年生という学年の壁を取り払い、学生自身がチャレンジしたいレベル別のクラス編成で本年度の授業をスタートしました。現在の自分の英語力を把握して、「3級チャレンジコース」と「準2&2級コース」の2つに分け、現レベルから1年間で1ランク上位、2年で2ランク上位の英語検定合格あるいはTOEICスコアの向上を目指します。在学期間中の資格取得に向けた 新カリキュラムスタート 去る3月24日、N-TACに対し国土交通省航空局より『航空従事者養成施設に係るテストコースの指定』がされました。これにより、在学期間中の二等航空運航整備士資格取得に向けた体制が整いました。そしていよいよ新年度から新カリキュラムでの授業を開始しました。技能審査をシャイアン(双発ターボプロップ機)で受験する為、シャイアンを中心に集中して機体実習を行っています。写真は、当機の特徴であるフリータービンエンジンの構造(プロペラの駆動軸がタービンエンジン自体とは切り離されている為、プロペラが軽く動く)を実習で体験している授業風景です。怪我をしない、怪我をさせないよう安全を前提として日々の授業に集中し、多岐にわたる知識・技能習得に向けて頑張っています。航空工学科 航空システムコース航空整備学科真新しいスーツで エアライン業界への第一歩 紺色のスーツにピンク色のスカーフ、ストライプのネクタイに身を包み、新入生を迎え新学期がスタートしました。キャビンアテンダントの授業では国内をベースとして就航しているエアライン(航空会社)についても学ぶため、日本地図を描き、学生一人ひとり役割分担し、各エアラインの特徴などを調べて書き上げました。全員で力を合わせて仕上げた作品を今後はグランドスタッフの授業などでも活用し、有意義に学べるよう取り組んでまいります。エアラインサービス学科新入生いよいよ本格実習 スタート! 桜咲きほこる4月、グランドサポート学科に入学した1年生は、真っ赤な実習服に身を包み、座学・実習と何もかもが新しい授業を毎日元気に受けております。特にグランドハンドリング実習では「安全第一」を常に念頭に置き、早くもトーイングトラクターでパレットドーリーをバックさせる「ドーリーバック」訓練に入っています。車両と器材が思いどおりに操れないもどかしさに学生達は四苦八苦しているようです。そんなピカピカの1年生も秋になる頃には自由に操れるまでになっている事と思います。この新入生達がどう育って行くのか楽しみでなりません。グランドサポート学科

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