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22TOPICS 1TOPICS 2自動車整備工学科時代が求める高度な知識と技術を身につけた「自動車整備」のプロを育成 現在、2級整備士コースの1年生、車体整備士コースの2年生、1級整備士コースの3年生は、タイトルの通り、就職活動の真っ只中です。元々、自動車整備業界の採用試験は、他業種に比べ、早い時期に行われていましたが、近年、整備士人材不足が顕著化していることもあり、更に早い時期から、企業も動き出しています。 早い企業は、12月中旬から学内での説明会を実施したり、企業訪問を受け付けたりしています。1月末にその動きはピークを迎え、2月からは各社採用試験の実施となります。 北海道から九州まで日本全国の企業から求人票が届いており、求人数そのものが、数年前の2倍近くになっています。県内企業にとどまらず、近隣都県の企業に興味を示す学生も増えてきました。説明会での各社のアピールは、これまで以上に熱のこもったもので、学生たちも真剣に聞き入っている様子です。いわゆる「売り手市場」ではありますが、学校としては、この状況に甘えることなく、採用先企業にしっかりと貢献できる学生を育てていかなければなりません。就職活動真っ只中! さる1月13〜15日の3日間、32万4千人の来場者を迎え、千葉市の幕張メッセにおいて、東京オートサロン2017が開催されました。前号でもご紹介しました「CIVIC 810 TYPE-R」にて、当校の車体整備士コースは4年連続の東京オートサロン出展を果たしました。フェラーリレッドに塗られた「CIVIC 810 TYPE-R」 は、その見た目からは、原型が想像つかないほどのカスタムが施されており、その最大の特徴は、もう一台のシビックのフロント部分をボディごと、そっくり繋げたミッドシップでした。普通では思いつかない、学生ならではの大胆なミッドシップ化の手法は、マスコミにも大ウケで、多くの雑誌が特別な枠を設けて記事にして下さいました。学生たちは、自分たちが制作した車両が雑誌やSNSに取り上げられたり、来場の方が目の前で喜んでくださるのを見て、「苦労して作った甲斐があった」と実感していました。東京オートサロンへの出展は、今年も学生たちの最高の思い出作りの場となりました。  東京オートサロン2 0 1 7 出展について 最終日の記念撮影一字一句聞き漏らすまいと真剣そのものこれがCIVIC810 TYPE-RTISTのOBからの現況報告仕事内容がリアルに伝わってきます。ベース車両がこれだったとは、誰も思いません!スライドを使った説明に聞き入る学生

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