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20TOPICS 1TOPICS 2電子機械工学科IT時代の主役を担う「新・ものつくり」のエンジニアを育成 電子機械工学科では、去る12月2日(水)東京ビックサイトで開催された「2015国際ロボット展」を見学しました。「国際ロボット展」は、ロボット大国と言われる日本のロボットメーカーと海外ロボットメーカーが一堂に会する〝ロボットの一大イベント〞で、災害現場、農業分野などで活躍する各種のロボットや工場で人と共存して働くアーム型のロボットが多数見られました。学生たちは、これら最先端のロボットを目のあたりにしてこれからの夢が膨らんだことでしょう。工場で働くロボットが増えると、ますます人間の就業者が減るのではないかという危機感はありますが、わが電子機械工学科の学生たちにはぜひそのロボットを製作して動かす立場になってもらいたいです。ダ・ヴィンチロボット1年生集合ロボット展で見た最先端のロボットを作る技術を自分も身につけたい(K.W) 当学科のテーマは、「ものつくり」です。多くの学生が、ものつくりをする会社「メーカー」に就職することが決まっているので、卒業研究は4月から始まる仕事を疑似体験する初めてのチャンスとなります。個々のメンバーには、得意なこと不得意なことがそれぞれあります。お互いの過不足をメンバーが補い合って、どうやってモノを作るのか?もうメーカーの一員としての準備は始まっています。グループ3 ブラシレスDCモータの制御の研究人を纏めることが苦手なリーダーの元、メンバーはなんとかついて来てくれました。皆が常に力を出せば、困難な道も開けていくことがわかりました。グループ1 舵取り機構の研究見通しが甘く、常に自分たちが決めた期限に間に合わないグループですが、メンバーの力が一つにまとまって、何とかゴールに滑り込めました。グループ4 段差降下機構の研究メンバーが決まった時には、このメンバーで大丈夫だろうかと思いましたが、足りないところは個人個人が勉強して、我々のクローラーは完成しました。グループ2 水分センサーの研究今まであまりしゃべることもなかったメンバーと、一緒になって取り組む卒業研究は、意外なほど楽しい作業となりました。卒業研究は「ものつくり」の第一歩世界最大規模のロボットの展示会見学〜2015国際ロボット展〜力持ちロボット2年生集合介護に使われるロボットや人工知能が搭載されているロボットなどを見て、技術の高さに驚きました(T.Y)最新の技術を体感することができました(R.N)1,700kgの車を軽々と運んでいたのがすごかった(T.K)将来展示されていたモノを超えられるようなモノ作りに携わりたい(T.I)人型のロボットが多く展示されていて、自分も作ってみたいと思った(R.K)工場で働く人間じゃなく工場で働く機械を作る人間になる!(S.K)

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