TIST108
22/32

22TOPICS 1TOPICS 2自動車整備工学科時代が求める高度な知識と技術を身につけた「自動車整備」のプロを育成 ゴールデンウイークを迎え、来春卒業の学生の就職活動も終盤に差し掛かりました。現在、当学科の就職内定率は、6月1日現在で96・2%。 残った学生も発表を待つのみといった状況で、100%内定も僅かな時を待つばかりです。ところで、各報道でご存知の方も多いと思いますが、この度、国交省は「自動車整備人材確保・育成推進協議会」を立ち上げ、整備士不足の打開策の検討を始めました。今後、自動車メーカーや整備専門学校の協力の下、将来の整備士確保の為、全国の高校へ様々な働きがけを行う予定とのこと。この動きは、高校に対してだけでなく、資格の魅力向上、労働環境や給与の改善、社員教育の見直しといった企業サイドの内容にまで発展していくと見られます。私たちが一番に望むことは、卒業生が幾久しく整備職を楽しんでくれることです。我々は学校サイドとして魅力ある学校づくりに注力すると共に、この動きに対しては、強い期待を寄せるところです。就職内定状況および      整備士の今後について 4月末、新入生を含む全学年の学生で、コミュニケーションアップ研修と題して、2日間の宿泊校外学習を実施しました。場所は、千葉県の君津亀山少年自然の家。新緑に包まれた長閑なロケーションの中、楽しいひと時を過ごしました。初日に行われた「仲間作りゲーム」というレクリエーションでは、身体と頭をフルに使って、大盛り上がり。上級生はリーダーシップを遺憾なく発揮し、また下級生は、上級生の指示を忠実に実行するといった、たいへん頼もしい組織力を見せてくれました。 一方、施設は公営ということもあり規律が厳しく、退館時の清掃も義務付けでしたが、さすがはTISTの学生。日々培った目的意識と団結力で清掃に取り組み、「こんなにきれいに清掃してくれた団体は何十年の歴史の中で初めてです」と施設の方からお褒めの言葉を頂くことが出来ました。ご褒美に2日目の昼食は、品川プリンスホテルのランチバイキング! 有意義な2日間でした。この10年の整備専門学校入学者数の減少率は、18歳人口の減少率をはるかに上回っていることがわかります。自動車整備技術の高度化検討会報告書から抜粋(※当校は例外で、10年間、おかげさまで開設時の学生数を維持しています)非常に盛り上がった仲間作りゲーム研修中は、全ての食事が食べ放題でしたさあこれから、1泊2日の研修が始まります全学年合同で   コミュニケーションアップ研修

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です